11月に失くした時計が一昨日出てきた。わたしの好きな色をピンクだと思い続けている叔母が、中学の進級祝いだか高校の入学祝いだかにくれた、wiccaの時計。色も形も全く好みでは無くて、その当時もう一つ時計を持っていた私にはまったく不必要なものだった。なんだかんだ数年間使い続けても愛着じみた感情は別に湧いてこなかった。11月に失くなってからも特別探したりせず、どうせ家の中のどこかにあるだろうと極めて楽観的に捉えていた。案の定、2ヶ月半の時を経て無事に手元へ帰ってきた。ちなみにこの間神社で引いた御神籤には本当に「うせもの：出る」と書いてあった。すごい。
よくあることかもしれないけれど、思い入れのない物ほど何故か長持ちしたりするし、特別視していない人間にのほうが好かれたりする。大好きなあの子にLINEはできないけど、塾の廊下で何度か話したことあるだけのあいつにはいきなり電話をかけて何時間も話していられる。そんなことをしているうちに感情にズレがうまれてうまくいかなくなってしまったりする。私ってそういう人生を送っている
