ことばのはこ

ときめきの時計が錆びるまで*いろんなものが好きなヲタクです。

しあわせなアイドル

最近、IZ*ONEの宮脇咲良さんが出演している「みんなのキッチン」をよく見ます。

www.youtube.com

 

 最初は、「料理番組出るの~?!あんま面白そうじゃないけど、咲良が出てるし見るか」という感じで見ていました。そしたら結構、思った以上にハマってしまいました。

 空気感がいいんですよね。ゆるくて、ふわふわで、テロップも可愛い。出演者みんな咲良に優しくて、咲良も臆せず喋ることができる度胸があって、ちゃんと番組として成立している!咲良が軽々とこなしているので簡単そうに見えるけど、これって本当にすごいことですよね。異国の地でテレビ出演、しかも柔軟性が求められるバラエティーですよ。それを笑顔でこなす咲良、本当にすごい…。深夜に見ると(本当謎テンションなのですが)「咲良が韓国でアイドルしてるんだな」「楽しそうだな幸せなアイドルしてるんだなよかったな」と泣けてきます(謎)

 

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なんか泣きそうになっちゃう写真

 上記のように、最近、「幸せなアイドル」とか「幸せにアイドルする」って言葉を使ってしまうんですが、「幸せなアイドル」ってなんなんでしょうね?ということを今日は書こうかなと思います。(ここまで前置き)

 

 韓国のアイドルを追うようになって、アイドル文化の違いを様々なところで感じるのですが、個人的には水着とか露出が多いものがないのが大きいな~と思います。

 乃木坂ちゃんを追う中でも、写真集に必ず水着や下着のカットが有るのに対して小さな違和感を感じたりしていたんですよね。乃木坂のコンセプト的にも、水着は無い方がいいと思っていたし、個人の写真集のテーマや雰囲気的にも水着ない方が寧ろいいんじゃないかと思うメンバーもいたので。でもそれについて齋藤飛鳥ちゃんが、

「水着を着ただけで失われるくらいの清楚感だったら別にいらないかなって思ってて……(笑)」

 とコメントしてて、当人に言われちゃったらなあ…と思うしかなかったのですが。

 一方、先日ラジオできっぱり水着について拒否感があることを発言した佐藤優樹さんや、水着グラビア嫌いなNGT48の高倉萌香さんみたいなアイドルもいたり。

吉田豪とぱいぱいでか美 佐藤優樹・水着グラビアへの考え方を語る

 

 勿論水着グラビアはお仕事のひとつです。それで人気を得るアイドルさんもいるし、その仕事が好きな人もいる。芸能界はやっぱり人気商売だし、需要があるから成り立っているっていうことは、知っているんです。

 でも、未だに腑に落ちない部分が確かにあります。だって、たいていの水着って、下着と何も変わらないじゃないですか。アイドル本人が目にするようなところで「エロい」とか、もっと下衆なコメントをされているのをみると嫌だなと思いますし、水着カットのない写真集のレビューに「水着が無くてがっかりしました」とついてるのを見て苛立ったりしたこともありました。私が女だからなのかもしれませんが、水着グラビアが、他の服を着て撮ったグラビアより特別良いと感じることはありません。脱がなくたって、みんな十分にかわいいし、美しいし、素敵です。私はむしろ綺麗な衣装を身に纏ってる方がいいなと思います。

 だから、韓国のアイドルと日本のアイドルを比べた時、そういう点では、韓国のアイドルの方が幸せなように見えてしまったりします、という話でした。幸せなアイドルについて考える回第1弾終わりです!!!